卜部功也vs久保優太 K-1-63kg 日本トーナメント2011決勝

多くの人が予想したであろう決勝戦のカードになりました。昨年準優勝の久保優太選手と、昨年のチャンピオンに今回のトーナメントも入れると2回勝っている卜部選手の一戦。

サウスポー同士で構える両者。メジャー団体での試合でサウスポー同士ってなかなか見ないからか違和感たっぷりである。サウスポー同士の試合のポイントはローキックをどちらが多く打つかである。キックの団体の試合などを見ている人には良く分かることだと思う。

右構えの選手とやる時にはほとんどもらう事のない、ローキックをサウスポー同士でやるとお互いとことんもらってしまうのだ。

加えて卜部選手は裕樹選手に脚を削られていたため、久保選手のローキック攻めは当然の作戦でした。とれたポイントもこのローキックだけという寂しい結果ではありましたが、トーナメント戦全体の運も含めて久保選手がスマートにもっていったという事でしょうか。

これだけ63kgを見てみて、ルールの変更と採点システムの変更、トーナメントの廃止など手を加えれば選手が多く競争がある階級だけに素晴らしいエンターテイメントになるのではないかというのが所見です。

・組みつきあり
・ダウンポイントは-1
・5Rタイトルマッチ制


この選手たちで上記システムでやったら絶対おもしろいでしょ。

タグ:卜部 久保 63kg

久保優太vs野杁正明 K-1-63kg 日本トーナメント2011準決勝


テクニッシャン同士の一戦となった準決勝第2試合。細かく攻撃をあててリズムをつくっていく野杁選手と、左の蹴りをベースに組み立てていく久保選手。

パンチをあまり得手としていない両者だけに蹴り中心の戦いになります。こういうタイプの選手同士の試合は組みつき有りにしたほうが面白いのに、K-1の現在のルールではホールディングが一切禁止。まったく面白くないのです。

決定的な武器がお互いない中、決定的なシーンもなく進行していきます。3R、やっとポイントを取りにお互いが前に出てきます。そうするとパンチも若干打つようになり、試合が動きます。それにしても決定的な攻撃がないため、緊迫感が出ません。

日本トーナメントでこんなに接戦になってしまっているようだと世界戦を組んだときはとても見ていられないのではないかと思います。

世界の63kgはとてつもなく強いですから。







大和哲也vs卜部功也 K-1-63kg 日本トーナメント準決勝


準決勝第1試合は昨年のリベンジマッチとなりました。ここまで相性というのが露骨に出るのも珍しいと思います。

卜部選手は足を痛めているのでローキックを狙われると思われましたが、サウスポー構えでうまく誤魔化したのではないでしょうか。そして何より左のストレートが当たる当たる。

脚をつかって動き回りながら力の抜けた右ジャブと最短距離で出てくる左ストレートで完全に試合をつくっていました。

昨年のトーナメントを見ても圧倒的にパンチの威力で制圧していた大和選手、この卜部選手だけは相性が悪いようです。

3Rは大和選手が前に出ていきますが、出会い頭にジャブを何発ももらいリズムが作れていないようでした。あとは印象でしょうか。卜部選手の左ストレートで何回か顎が上がってしまったのは少し印象が悪かったようです。

30-29 30-27 30-29という判定。各ラウンド卜部につけたジャッジも1名いましたが、そこまでダメージの差はなかったように思います。それはもう印象というレベルでしかなかったのに3点差はうまく戦った卜部選手の上手さが表れているのでしょう。






タグ:大和 卜部 63kg
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