アンディリスティvsジョナイリスコ 次回ペトロシアンへの挑戦者

70kgのキックボクシングはやはり面白い。特にアンディリスティは他の選手とは明らかに違う俊敏性もあり、最近ではアンディサワーに3R判定負けをしたくらいで前後は連勝しています。

スリナム出身という事でタイロンスポーンと同郷という事になりますが、正統派キックボクシングのスタイルも似ております。打たせない食らわないペトロシアンのようなスタイルではなく、戦略的にアグレッシブに前に出る印象です。

2013年11月にニューヨークでペトロシアンと対戦されるようですが、まともにキックボクシングをしたらきっちり判定負けしてしまうと予想します。リスティには是非1R勝負で未だかつて見た事がない皇帝ペトロシアンの焦る姿が見たいですが、メイウェザーに何もできなかったカネロのようになってしまう可能性もあり、楽しみな一戦であります。

この試合は少しキレが悪いような。アンディリスティも調べていきたいと思います。

ドンフライの男塾は今でもUFCに必要なエッセンス。3連敗しそうな選手はドンフライと闘え。

暑いくせに暑いファイトの無い今日この頃。アンデウソンまでも陥落してしまい完全に蛍の光が流れております。本人の意思だと思いたいですが、速攻で再戦が決まり、一番救われたのはダナでしょう。ワイドマンもこのままチャンピオンとしてやっていくのはしんどかったでしょうからもう一度勝って実力だと証明する機会もできました。

それにしても強い選手が増えました。JJにはじまり、ベンソン、アルド、GSP、ワイドマン。でもそれにともなって少し物足りなさも出てきておるような気がします。

勝てば良いという考え方が基本なのは理解しますし3連敗したら即リリース(リストラ)と考えるとただただファイターたちには頭が上がりません。命も当然かけていますし、かなりの確率で職を失っているのですから。

でも本当に勝つだけ勝ってお終いというのは勘弁してほしい。

リングやオクタゴンは難しくても入場くらいは煽ってほしいですよ。今や、顔で見せてるチェールソネンとオーラで見せちゃうジョーンズくらいでしょう。

須藤元気氏ほどやれとはいいませんが、それぞれファイターに色があってほしい。プロレスまでしなくて良いけど、やはり出てきたら盛り上がりたいですよ。

この試合なんかはレバンナは無敵艦隊スペイン、フライはキックなんかしたことのないタヒチですよ。おしくも実力はまったくなくても5-4での敗戦。一気にファンを獲得したでしょうね。



来週はUFC163.あまりにも暑すぎてフィルデイビス応援してしまいそうです。

セームシュルト引退-「悲しみの巨神兵」は最強のまま終わってしまった件とその負け歴史

シュルトさんお疲れ様です。そのスタイルに賛否両論あるのは分かっておりますが、日本格闘技界において大きな働きをしてくれた事に間違いありませんので暖かくお見送りしたいですね。

「悲しみの巨神兵」-当時のスタッフは本当にネーミングセンスが素晴らしいと思うのですが、まさにシュルトの格闘技人生は悲しみの連続だったのではないでしょうか。

体格が大きく、それだけで有利なため勝っても称賛されない。そう、可哀そうな事に勝ってもまったく人々の記憶に残れないのです。あまりにも悲しすぎます。強すぎて困っちゃうのは本人が一番感じていたでしょう。

そして格闘技ファンの中では、シュルトの負け歴史こそ、シュルトの戦いの証と認識されているのです。


2004年:vsアレクセイイグナショフ
イグナショフさんも最近どうにかなってしまっておりますが、強い、カッコいい。これだけ大きな巨神兵にヒザ蹴りでKO勝ちなんてイケメンすぎるといったところです。



2006年:vsチェホンマン
自分より大きなサイズの選手とやったのはこれだけでしょう。こんなに大きな2人が戦って判定決着というやるせなさと共に記憶に残っているでしょう。



2008年:vsピーターアーツ
リングサイドにジェロムレバンナまで来て、アーツを応援するという、特に恨みをかっている訳でもないのにヒールになるという展開。俺は一人でシュルトを応援したよ。藤原紀香の「よしよし」は理解できませぬ。



2009年:vsバダハリ
日本では完全にツマラナイファイトスタイルと認識されてしまいましたが、キックの本場ヨーロッパでは本格的なファンに支持されているんだと思っていました。開始早々、バダハリのラッシュに会場大盛り上がり。私もバダハリを応援していました。



2010年:vsピーターアーツ2
ヒーローのオーラ―がアーツから感じられます。一方、シュルトはアーツに苦手意識というかトラウマがあるのでしょう。



あえて、キックボクシングに限り、ハリトーノフ戦などは除きましたが、シュルトさんの強すぎるが為の格闘歴史は納得いただけるのではないかと思います。多くの超強豪たちとだけ戦ってきた本格的なキックボクサーであり、38個の勝利があるのに、そのほとんどが記憶にない。

むしろ負けることが格闘技を盛り上げる事につながるという、「悲しすぎる巨神兵」でした。でもリングで見せるその表情やリアクションは他のファイターと違い、人間っぽくいい奴なんだなという事が伝わってきます。

この記事を読んでくれた方が、もう一度シュルトがリングに上がる時に、今度は暖かく、熱く応援してくれたら幸いです。


体に負担の無い範囲で日本で芸能活動でもしてくれないかな。


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