2009年の対戦時の映像です。こちらの70kg最高峰の試合でしょう。前回までの記事でも書いた通り、ペトロシアンの強力な拳は痛いけれど、倒すことができないものです。
対するサワーはタイミングや力の乗せ方、何より今までの実績からしてダウンをとることができるパンチであるという事がお分かりいただけると思います。
実力的にはとても均衡している試合であったため判定も難しいものとなりましたが、延長Rまで戦ってペトロシアンの勝利でした。ボクシング技術はキックボクサーの中で最高峰と思われるサワーですが、そのほとんどをかわしたペトロシアンの目はやはり神の目でしょう。
ここまで出入りと駆け引きが多い試合だと見ていて疲れますが、玄人にはたまらない仕上がりになっていますね。
2011年11月12日のIT’SSHOWTIMEでの一戦。ペトロシアンは日本のリングが無くなっても結構なペースで試合を続けているようです。こんだけ強ければ面白いでしょうね。
70kgのキックボクシングは世界的にも普及しているので外れ試合が出なくて良いですね。特にヨーロッパ、アジア、日本の選手が多いですから見応えがあります。ここに南米系と北米系の選手が混ざってくるとさらにレベルアップして競技としての完成度が高まるんでしょうね。
会場はゼベンディアスファンが多いようですが、お構いなしに攻撃を叩き込んでいきます。足が止まらないうちは連打をもらうリスクも少ないですが、後半になると2,3発まとめてもらうシーンも。圧力は相変わらず凄そうです。
2011年5月14日、IT'S SHOWTIMEでの一戦。結果はローブローによるノーコンテストです。ただ3Rまで戦ってのノーコンテストでしたので十分に見応えはあるでしょう。
K−1が無くなってからも絶好調のジョルジオペトロシアン。シャイド・オラド・エルハッジモロッコ出身のオランダ人ファイター。モハメドカマルにも勝っている強豪選手です。まあペトロシアンと戦えるのは強豪の証ですが。ただし、マイクザンビディスやクリスンギンビ、アンディサワーなどには負けているのでペトロシアンからしたらまったく問題ない試合であったと思います。
このまま試合を終えてもペトロシアンの勝ちでしたでしょうから危なげない試合ということでしたが、若干背が低くてフックを振り回すタイプは苦手なのかも。マイクザンビディスにも少し焦っているシーンがあったし。
最後のローブローはとんでもなく痛そう。これが原因で引退してしまうかもしれないですね。
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